「電気を学ぶーつくる,ためる,つかうー」について

 目で見ることができない「電気」を身近に感じてもらうため,タブレット端末とオリジナルの電気玩具を使い,電気をつくり,ためて,つかうことを視覚的に見て,感じて,学ぶためのワークショップです.
 具体的には,モータによる発電の仕組みタブレットを使って学び(電気をつくる),続いて,モータの仕組みを応用した風力発電を例にとり,タッチ操作によって回転する風力発電のアプリを使って仮想的に電気をためることを学ぶ.そして,実際に,発電させた電気をスーパーキャパシタに蓄えたり,光・動き・音などの各種放電モジュールを組み合わせて遊ぶことによって,電気についての知識を理解させます.
 本ワークショップで活用した教材は、岩崎ゼミでデザインし、中京大学遠藤ゼミで開発いたしました。タブレットは、NTTドコモのご協力によるものです。

教材コンテンツについて

主な教材とながれは以下のとおりです。

電気についての一連のレクチャーが終わった後、実際に電気の玩具をつなげて、電気を発電したり、使ったりして電気について学びました。また、実際に発電した量や使った量をタブレットでグラフ化し見る事ができるので、見えない電気を実感することができました。
タブレットをつかって、モーターの仕組みについて学びました。
指で羽をくるくる回し、風力発電の仕組みを体感しました。
実際に発電機を使って、発電してみました。発電する量を風力発電になぞらえて見る事ができます。
先の画面をグラフで見た画面。発電すると発電量が高くなり、電気を使うと下がる。見えない電気を見る事ができ、参加者は、電気をつくる、ためる、つかうを体感する事ができます。

活動記録

 震災の影響もあり、エネルギー問題が注目される昨今。しかし、電気は目に見えないため、難しいと思われがちです。そこで、電気の玩具とタブレットを組み合わせ、電気を目で見えるようにし、玩具を使うことで、遊びながら、電気について考えることができるようにしました。
 ワークショップを実施した主な場所には,下記があります。
春日井げんきっ子センター(春日井市)、交通児童遊園(春日井市)、生命の海科学館(蒲郡市)、瑞鳳児童館(尾張旭市)など

中日新聞報道 春日井近郊版(2012.8.12)