「月をかんじよう」について

 月は、私たちにとって身近な天体のひとつ。でも、実際は、月についてよく知らない事も多いです。そこで、月の満ち欠け、月のクレーター等について、クイズ形式でタブレットを使いながら学ぶ教材を作りました。
 本ワークショップで活用した教材は中京大学 中研究室で開発しました。レクチャーならびに教材の内容は名古屋市科学館、タブレットはNTTドコモの協力によるものです。

教材コンテンツについて

主な教材は以下のものです。

月と地球の動きをタブレットを使って学びます。拡大したり、縮小したり、いろいろな角度から見ることができます。
主なクレーターの名前を表示。指で月をくるくるまわすことができ、月の裏面も見る事ができます。
月にお絵描きをしよう。月の模様は昔から、うさぎ、かに、女の人の横顔など、様々な形に見られてきました。どんな絵がそこにあるか、なぞってみましょう。

活動記録

 月を「まなぶ」だけでなく、月を「かんじる」ことにも注力したワークショップです。月にお絵描きをするなど、ひとりひとりの「月」をかんじてもらいながら、月についての簡単なレクチャーを実施します。
 参加する子どもたちの年齢にもよりますが、小学校低学年であれば、「パパ、お月さまとって!」(エリック・カール)の読み聞かせを行い、その物語に関連するクイズにみんなで挑戦します。月まで歩いていくと何年かかるの?月ってなくなっちゃうの?月ってどれぐらいの大きさなの?
 本ワークショップは、毎年、少しずつ改良を加えながら、児童館を中心に実施しています。また、ワークショップが夜の開催であれば、希望に応じて、天体望遠鏡を使った月の観察も行います。