日食のレクチャーならびに観察会を無事終了いたしました。当日は、あいにくの天気ではありましたが、皆、46年ぶりの大部分日食をそれぞれの思いでみつめ、各々の大切な思い出として心に刻んだことでしょう。今回、6カ所、のべ8回のレクチャーを行いました。名古屋市科学館になかなか行くことができない人たちに科学館の知識と資料をお届けすると言う機会にもなりました。市民のための科学館、その知識を平等に子供たちに伝えていく。新しい科学館としてのあり方を模索するという良い機会にもなったと思います。
【レクチャー】
- 大口町立大口北小学校4年生(6月30日)
- 名古屋第二赤十字病院(八事日赤)小児病棟、ひばり学級(7月21日)
- 中日青葉学園(7月20日)
- 名古屋文化キンダーホルト(7月21日)
- 大森小学校トワイライトスクール(7月15日)
- 金城学院高等学校(7月18日)
【観察会】
- 名古屋第二赤十字病院(八事日赤)小児病棟、ひばり学級
- 大森小学校トワイライトスクール
2009年7月の日食の仕組や観察方法を説明した教材の開発を行うとともに、その教材を活用した市民向けレクチャーを行います。本イベントは、名古屋市外の小中学校、小児医療センター、児童養護施設、トワイライトスクール、オフィス街のレストラン等で、日頃、科学館に行く機会が少ないと考えられる人に趣向を凝らしたレクチャーを行い、日食観察を行うきっかけづくりをします.また、日食当日も、数カ所で観察会を開催します。
雑居ゼミは、名古屋市科学館プラネタリウム、名古屋大学、中京大学、金城学院大学が共同でコンテンツ開発を行っているグループです。月に1度、名古屋市科学館に集まって、ゼミを開催しています。学芸員、大学の教員、学生、、いろいろな人たちが、いろいろな視点から、いろいろな知恵を出し合って、教材をはじめ、デジタルミュージアムやアート作品の開発を行っています。